2024年3月から9月までの半年間、X(Twitter)でSNSコンサルを受けてくださいました株式会社HRハーモニーの代表取締役 中村様にお話を伺いました。
株式会社HRハーモニーは「働く喜びを感じる人を日本の中で増やす」事を理念に掲げ、個性診断ツール「HRパーソナルスタイル」を活用し、管理職のマネジメントサポート、採用マッチング、離職防止に繋がる『コミュニケーション改善』、人材育成など、企業様のお悩みを研修やコンサルティングにより解決している会社です。
▶️ 株式会社HRハーモニー https://hr-harmony.com/
▶️ なかむら@離職を減らすひと https://x.com/NEKOcounselor
投稿者: 桑野
INDEX
結論、BtoB企業にもX(Twitter)は相性が良かった
桑野──
まず、どうしてOmoitsukiにSNSコンサルをお願いしたいと思ったんですか?
中村──
事業をこれからどう展開しようか悩んでいたタイミングで、せら課長のX(Twitter)を見つけましてX(Twitter)の運用に興味を持ちました。HPを拝見して実績もありましたし。
ただ、私のようなBtoB事業に向いているかは懐疑的だったのですが、せらさんとお話して、大丈夫ですよと言っていただいたのでお願いする事にしました。
桑野──
実際に半年間、OmoitsukiのSNSコンサルを受けてみてどうでしたか?
中村──
いやー、とにかく深かったですね、Xは。自分の名刺変わりになるようなアカウントを作るには、「今日の美味しかったご飯」とか気軽につぶやけないですからね。笑
一貫性を持たせながら、伝えたい事を、ちゃんと言語化してコンスタントに発信していくと言う事は本当に難しい事だと思いましたし、簡単に出来る事じゃないんだなって言うのは感じましたねー。
実際、Omoitsukiのコンサルを受けてから問い合わせが増えたり、依頼していただく仕事の規模も格段に大きくなりましたし、BtoBにもX(Twitter)運用は向いているのだなと改めて思いました。
最初の1ヶ月で4倍以上インプレッションが伸びました
桑野──
データを拝見させていただいたのですが、最初の1ヶ月で4倍以上にインプレッションが伸びていますね。
中村──
そうなんです。コンサルを受た当初は、2.5万だったインプレッションがその後一ヶ月で12万になったのは驚きました。きちんと言語化するって大事なんですね。
始めた当初、急遽忙しくなってしまって、コンスタントにつぶやく事が出来なかったのですが、周りの変化としては「何をしている人か分かりやすくなった」と言ってもらえるようになりましたね。
桑野──
毎日10投稿を目標にされていたと聞きました。
中村──
そうなんです。10投稿できない日もあったのですが、アカウントの状況など見ていただいて、まずは発信する事を習慣化するため、また、「誰に・何を発信するか」という言語化の訓練の為に10投稿目指しましょうと言う事で取り組んでいました。
ただ、本当に時間が取れず100パーセント、フルベット出来なかった事は本当に悔やまれます。
X(Twitter)が名刺変わりになってくれた
桑野──
この半年の変化についてもう少し詳しく聞かせていただけますか?
中村──
6月くらいからですかね。「離職防止のサービスをやっているんですよね?一度話を聞かせてもらえませんか?」と言うような言葉をいただけるようになって。離職防止に取り組んでいる人という認識は結構していただいているなと思います。
LINEのオープンチャットの方でも発信しているのですが、そちらではキャリアコンサルタントの情報発信に特化していて、ロールプレイを見せるだけなので、「なんか相談が上手い人」という認識しかなかったんですよね。
なので、スポット的なレクチャー依頼は来ても、研修の依頼はほとんどありませんでした。
桑野──
お問い合わせいただく仕事の内容はどのように変化していったんですか?
中村──
それまでは単発のものが多かったんですよね。金額にすると20万〜30万のスポットだったものが、企業研修の依頼が増えてきて、単価も100万〜200万という様な感じで桁が増えていきました。
X(Twitter)の発信が「離職防止の人」として名刺代わりになってくれたおかげでお話もしやすくなったなと思います。LINEのオープンチャットとX(Twitter)との組み合わせはとても良かったなと。
桑野──
「上場企業からの受注が決まった」ですとか、「2,000人規模の会社からも問い合わせが来ている」と伺いました。本当に素晴らしい変化ですね!
中村──
はい。個性診断も60名を超える方々が受けてくださり、嬉しい変化が続いています。
繋がりたいと思った人達と繋がれた
桑野──
初期の頃のアカウントの状態と変化はありますか?
中村──
はい。それで言うと、以前はキャリアコンサルタントしかフォロワーが居なかったんですよ。それが今は人事とか経営者の方々など繋がりたいと思っていた人達と繋がれる様になれました。
実は前のアカウントはネコカウンセラーという名前だったんですよ。笑
今見返すと、「どんな仕事をしている人なのか」「どんな悩みを解決してくれるのか」などは伝わっていない状況でしたね。伝えたい人に伝わる形になったのは本当に良かったなと思います。
桑野──
コンサル期間は終了しましたが、今後の運用について不安などはありますか?
中村──
不安は正直ありますね。と言うのも、時間を作る事にとても苦労しているので。ですが、これまでのレクチャーを録画させていただいているので※、そちらを見返して復習しながら日々勉強して運用していきたいと思っています。
※Omoitsukiとして録画の提供はしていませんが、ご希望のお客様がご自身で録画する事は可能ですので、ご希望の際はお知らせください。
日本の働く環境の改正に貢献していきたい
桑野──
今後の展望について教えていただけますか?
中村──
離職改善に貢献していきたいですね。例えば、企業が成長するときに、その速度についていけないという理由なら仕方ない所があると思うのですが、人間関係で合わないという所で辞めてしまう方って結構いるので。
一方で、企業側も人が定着しないと言う所で悩んでいる。そう言った企業さんに入っていって、社長と管理職、また管理職と部下のコミュニケーションの質を変える事に貢献できればと言う思いは強くありますね。
桑野──
中村さんの夢をお聞かせいただけますか?
中村──
そもそも法人設立したキッカケが、私が大学のキャリアセンターで働いていた頃にいた学生が、「満員電車で目が死んでいる大人をみて、社会人になりたくないと思った」と言ってたんですね。日本って働く環境としてはあまり良いとは言えない。さらに、熱家を持って働いている人が世界最低の国なんですよ。
このままいくと20年後にはもっとひどい状況になっているかもしれない。これから大人になる人は何の責任も無いのにこの環境に飛び込まなくてはいけないんですよね。なのでちょっとでも良い日本を若者に残していきたいというのが私の夢です。
これからもより一層、各企業さんと働く環境の改善に貢献していきたいと思っています。