投稿者: 桑野(Strategic Visual Planner)
Omoitsukiのビジュアル化総合担当。情報を整理し、優先順位をつけ、戦略的思考で本質を浮かび上がらせる。
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- Design: 桑野
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大前提カッコいい
桑野──
Omoitsukiのロゴをデザインする時にもメンバー間でOmoitsukiに対する印象など話し合いの場を設けたんですけど、色々理念とか、ビジョンとかそういったものを意味合いとして込めたいと言うのはもちろんあるんですが、『大前提カッコいい』っていうのはマストだよね。という話にはなりました。
これから先、企業として成長していく事、もっとスケールの大きな仕事を目指していく事を考えても、それなりの重厚感のあるドシっとしたカッコいいロゴにしようと言うのは制作前から決めていました。
勢い×安定感
『巻き込む』と言っているからには、ギュンギュンと勢いのある感じも良いかなとは思ったんですが、Omoitsukiの事業って勢いもあるんですけれど、実はしっかり結果を出すと言うところへのこだわりやプロ意識はすごくて。なので、勢いがあって面白い会社として見えるかもしれませんが、そういった安心感、安定感はすごく意識しました。
シンボルにはいくつか意味があって。図にあるように、『注目を集める』『行動する』『ストーリーで伝える』の3要素がぐるっと絡み合っていて。それが『ムーブメント』を作っていく。そしてどんどん周りを巻き込んでいく。そんなSNSを通じて巻き起こる現象をこのシンボルで表しています。
コーポレートカラーはない
SNSコンサルって実態がある様でない。体感できても目に見えないものなんですよね。更に、その効果や体験は人によって大きく違う。なのでコーポレートカラーは設定しない事にしました。何色にも染まるし何色にもなる。ただ、光の3原色を全て集めれば『白』になり、色の3原色を全て集めれば『黒』になる。と言うところから、名刺やwebなどで使用する際にはブラック×ホワイトを使う事が多いです。
永く愛されるものを
ベースにしているのはヒラギノ角ゴシックなんですが、これも、永く愛される事をベースに考えているのでなるべくベーシックをはみ出さない様に作りました。細かいラインやバランスなどは調整しているのですが、この辺りについてはまた別の記事で書いていこうかなと思っています。
目に馴染み、違和感がなく、これから歴史を作っていく事を考え、このOmoitsukiが組織化していく第二フェーズに相応しいロゴを目指しデザインしています。ロゴって意識していなくてもとにかく目にする機会が多いんです。会社資料に使う事もありますし、HPや名刺など、無意識に日常に入ってきます。無意識に目に飛び込む物から実は無意識の影響を受けているんですよね。
だからこそ愛される・愛せるロゴである事、そこにきちんと会社のビジョンやミッションを含んでいる事はすごく重要で。ロゴって誰でも作れるし、今はAIでも簡単に作れちゃうんですよね。手軽に作ろうと思えばすぐに手に入る。でも一流の企業でロゴをなんでも良いと考えている会社って無いと思っているので、細部まで真剣に向き合い考えて作りました。
ちなみに以前のロゴはこの様な感じでした。思いが繋がるきっかけを。この頭文字を取ってOmoitsuki。このスタートから今、新たにメンバーを迎え、企業としても成長していく中で、次に私たちの見据えた未来へ向けて新ロゴを背負って歩んでいきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。